ブックタイトル長崎北病院 病院案内
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長崎北病院 病院案内
治療とリハビリ神経内科の対象とする病気には、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害(脳卒中)、パーキンソン病などの神経難病、認知症などがあります。急性期の治療から、回復期リハビリテーション、維持期、在宅支援まで一貫した治療・看護を行なっています。よりそって 医療ご存じのように認知症の原因は多彩です。正確な診断がまず第一です。診断が違うと治療も異なりますし、場合によっては悪化します。専任の臨床心理士2名による認知症検査やMRIや脳血流シンチなどによる正確な診断を行います。その後、臨床治験中の新薬を含めた治療薬の選択を行います。また、外来にて、脳リハビリ、特訓脳リハビリを行っており、患者さんの状態に応じて頭のリハビリも行います。認知症専門外来(予約制)がありますのでご相談下さい。脳血管障害認知症身体を動かす事はリハビリテーションの基本です。しかし、それだけではありません。正しく訓練することで損傷した脳や脊髄などの回復・再生を促して行くことが重要です。そのためには脳や脊髄で何が起こっているかを正確に把握し、必要な訓練を十分に行うことが求められます。リハ専門医、神経内科医などと療法士、看護師が協力し、情報共有しながら安全にリハを進めます。当院には療法士(理学、作業、言語聴覚)が130名以上在籍していますが、今後はリハの質が大切と考えています。促通反復療法(テレビでも紹介された川平法)を考案された川平名誉教授に毎月指導に来て頂きスタッフの技量向上に勤めています。さらにロボットリハビリ(HALやウォークエイドなど)、経頭蓋磁気刺激法、ボトックス治療など最新のリハ機器、手技を取り入れると共に、開発協力も行っています。土曜、日曜含めて365日のリハに加えて、安全、安心、そして新しいリハ。リハビリの量も質も目指します。リハビリテーション「地域脳卒中センター」として脳卒中の急性期治療を行い、さらに回復期リハビリテーション病棟で集中的なリハを続けます。発症(入院)翌日には治療と並行してリハビリテーションが開始され、合併症管理も循環器科、呼吸器科などの専門医と協力してあたります。リハビリテーションは土曜、日曜も休まず365日行います。医師、看護師、リハ、医療ソーシャルワーカー(MSW)などがチーム医療で支えます。貴重な時間を無駄にせず、入院から退院まで安全、安心の治療・リハが継続して進められるように努めています。家屋チェック、試験外泊などを行いながら退院を目指します。年間約500名の脳卒中の患者さんが入院されています。神経変性疾患パーキンソン病を始めとした神経難病の診断、治療、リハビリテーションを行います。現在では70才以上の方の100人に1人がパーキンソン病になると言われる時代です。当院では長崎市医療圏のパーキンソン病の患者さんの60%を診療すると共にパーキンソン病の基幹病院として新薬の治験や研究も行っています。最新の検査を駆使した正確な診断、将来を考えたカスタム(個人別)治療、リハビリテーションまでを一貫して行います。入院リハビリテーションプログラム(3週)や通所リハ、在宅でのリハ指導(当院オリジナルパーキンソン病体操DVDも作りました。無料)まで元気な状態を長く続けられる事を目指します。その他の神経難病も数多く診療しています。〈診療の特徴〉高い専門性と信頼の医療を目指して3